2024年度、慶應義塾体育会山岳部の主将を務めさせていただきます新井駿佑と申します。
慶應義塾体育会山岳部では、「より高き より困難」の精神のもと、目標達成に向け日々の活動に励んでおります。
2023年度は年末の北アルプスを目標に据え、まずは4月から入部した多くの新入生とともに、基礎能力の底上げを図りました。GWには恒例の小川山合宿を行い、トラッドクライミングやマルチピッチ登攀を行いました。夏山においては南アルプス全山縦走(甲斐駒ヶ岳~池口岳)の完遂や東黒沢-ナルミズ沢等、多くの経験を積みました。また年末には、爺ヶ岳白沢天狗尾根-南尾根の縦走を完遂し、2024年の春山においても霞沢岳南尾根、毛勝三山(猫又山・釜谷山・毛勝山)東芦見尾根-大明神尾根等、学生ならではの山登りを精力的に実施しています。
2024年度は、厳冬期鹿島槍ヶ岳の登頂、カリムノス島クライミング遠征を目標に掲げます。上級生が少ない今、外部コーチの招聘や他大学との連携も視野に入れながら、目標達成に向けて最善を尽くそうと考えております。
そして、残り一年の山岳部生活、悔いがないよう最後まで全身全霊でやってまいります。ルームの皆がやりたいことをやれるような組織運営をしていく所存です。
最後になりますが、本年度も慶應義塾体育会山岳部への変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
慶應義塾体育会山岳部
主将 新井駿佑(法4)